葉酸についての基礎知識

無脳症を葉酸で予防する!胎児のために親ができること

2016/11/28

無脳症を葉酸で予防する!胎児のために親ができること

無脳症とは、脳の組織が欠損した状態で、お腹のなかで赤ちゃんが育っていることです。
近年では、こういった先天性異常が増加傾向にあるとされています。

こういった異常を予防するとして葉酸の摂取を推奨されています。
発症リスクをさげるためにも積極的に葉酸はとりたい栄養素です。
昔ブラックジャックを読んだことがある人なら、もしかしたら覚えている方もいるのでは。

頭の上の部分がないため、目がとても大きく感じられる無脳症の胎児。
これは奇形の一種と定義されていますが、はっきりとした原因は特定されていません。
ただ、国によって発生率が全く違うので遺伝的とも、母体の栄養状態が関係しているともいわれます。

北海道大学の論文によると、「日本における先天奇形発生頻度としては、口唇裂、口蓋裂、口唇・口蓋裂についで 4番目に多い奇形」であり、「単純計算では、日本では 1年間に推計 800~1000人の無脳症児が存在する」そうです。

かなり高い発生率なようですが、イギリスなどに比べれば低い率だそうです。

脳が全くない場合は生存できる可能性が低く死産率は75%となっており、人工中絶させることが主流だという無脳症。
おなかで育てているママにとってはすごくむごい奇形です。

 

無脳症の原因について!葉酸で7軽減できる!?

無脳症とは?胎児の奇形と栄養の関係について

無脳症になる原因の1つとしては、心臓や脳を形成する2~4ヶ月の妊娠初期の栄養不足といわれています。
まだまだ原因がはっきりとはしていないものの、葉酸の欠乏によって危険性が高くなるという見解が日本ではとられています。
(※国によって見解は違うようです。)

厚生労働省より無脳症を予防するためには、妊娠直前(妊娠1ヶ月前)~妊娠初期(3ヶ月)に葉酸をふんだんに摂取し、胎児の神経の発達を促すのがよいと言われています。

しかも、葉酸を摂取することで、無脳症だけでなく二分脊椎症など「神経管閉鎖障害」と言われる先天性異常のリスクを7割も軽減できると言われています。

 

無脳症を予防するためには1日にどれくらいの葉酸が必要?

無脳症を葉酸で予防する!胎児のために親ができること

妊婦さんは葉酸を、妊娠前1ヶ月~妊娠初期3ヶ月程度の期間に特に摂取することが良いとされています。
母子手帳でも積極的な葉酸の摂取が記載されており、目安として1日400μgの摂取が必要とされています。

一般成人の場合は1日200μgの摂取でよいとされていますが、妊婦さんの場合は2倍の1日400μgの葉酸が必要となります。

葉酸は熱に弱く壊れやすい栄養素で、1日400μgの葉酸を摂取することは食事のみからでは非常に難しいです。
そこで、食事と併用してサプリメントを使用することが効果的です。
不足分の葉酸をサプリメントなら簡単に補う事ができます。

まだまだ分からないことが多いとはいえ、少しでも発症のリスクを抑えられるのだとしたら葉酸は摂取しておきたいですね。

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